境界の立ち会いとは何なのか

土地の境界は登記されたときに決まります。一度決まるともう動かすことはできません。

立ち会いをしても、そこで境界を「決める」ことは建前としてはできないのです。

なにをするかというと、すでに決まっている境界を「確認」しているのです。

平成になってから登記された土地は登記所にちゃんとした測量図があるので、それを見ると境界は分かります。

たいていはコンクリートのくいとか、矢印のついた金属プレートなどが現地に残っています。なくても測量図から復元できます。

こういう場合は立ち会いは、原則としては必要ありません。念のためにすることはありますが。

明治から昭和30年代に登記された土地に測量図はほとんどありません。あってもあてになりません。

昭和40年以降なら、たいてい測量図はあります。ただし昭和40年、50年あたりの測量図は精度の低いものが多く、この測量図をもとに境界を復元するのがむずかしい場合があります。

そこで境界の確認をするため、立ち会いがおこなわれるのです。